こんな建物作っていいっすか? 〜建築基準法の大トリ 建築確認〜

法令上の制限

建築基準法の勉強もいよいよ大詰めです。皆様お疲れ様でございます。

暗記ものが多いのが特徴の建築基準法。宅建試験では毎年出題されていますのでみすみす逃すわけにわいきません。第一回はこちらに貼っておきますね。

ということで最終回、張り切ってまいりましょう。

 

建築確認って?

それでは建築確認とはいったいどんなものなのでしょうか。

簡単に説明すると、いままで「法令上の制限パート」でたくさんのことを覚えてこられたと思いますが、世間一般の方が知ってる話ではないですよね。。

でも建物はたくさん建てられていきます。

そういった建物に関する法律のチェックを行うのが建築確認という仕事です。

主に建築主事と呼ばれる方の業務であり「法令上の制限のエキスパート」さん。

建築主事に対して建築確認をお願いすることを「建築確認申請

建築主事が対象の建物の竣工後に行う最終チェックを「建築確認検査」と言います。

 

どんなケースで建築確認が必要か

全ての建物に対して建築確認を行うわけではありません。

では、どういった建物は建築確認を受けなければいけないのでしょうか。

  • 日本全国どこでも適用されるケース、
  • 都市計画区域・準都市計画区域・準景観地区に適用されるケース、
  • 防火地域・準防火地域で適用されるケース

の3種類があります。

それぞれについて頑張って覚えていきましょう。

 

日本全国どこでもケース

まずは日本全国どこでも適用されるケース最低限の規制です。

どこでも建築確認が必要になるのは次の2つの建物の場合です。

200㎡を超える特殊建築物

特殊建築物とはいったいどんなものでしょうか。皆さんのイメージより全然特殊じゃないですよ笑

例えば

  1. 共同住宅
  2. 旅館・ホテル
  3. コンビニ・スーパー・商業施設
  4. 飲食店
  5. 倉庫・車庫

などなど、あげたらキリがなさそう、、ここで判断材料。

24時間不特定多数の人物が出入りしていて、火災が起きたら大変そうな建物

これに当てはまれば、特殊建築物になります。

オフィスは特殊建築物にはならない
オフィスは夜中まで人が出入りする場所ではないですからね。

(ブラック企業はなんとも言えませんが、、、)

よく受験生が間違えるポイントですのでご注意を。

 

そしてもう一つの建物が

木造の場合、地下含め3階以上 木造以外の場合、2階以上or200㎡超の建物

ほんとうはもっと規制があるのですが宅建試験ではこの知識だけで問題を解けます。例えば自分の家を木造で3階建で建てるとなれば、建築確認が必要です。

 

ちなみに建築確認は新築の際以外でも必要なんです。

ここもよく落としがちなポイント。新築以外も10㎡超の増改築移転大規模な修繕模様替えだって建築確認が必要なんです。大規模な模様替えってなんだ?って感じですけど。そこはスルー。

あとは200㎡を超える用途変更も建築確認が必要です。これにはトリックがあります。用途変更した結果200㎡を超える特殊建築物になったりするんですね。

その場合も200㎡以上の特殊建築物になるので建築確認が必要です。

ということは、ホテル→旅館 などの同じような特殊施設への変更は建築確認は必要ありません。

 

都市計画区域・準都市計画区域・準景観地区

続いて二つ目のケースです。

先ほどの日本全国のケースに比べて厳しくなってますよ

日本全国のケースに加えて、全ての建築物で新築or10㎡を超える増改築・移転の場合は建築確認が必要です

全ての、ですので規模も用途もなんでも該当します。めちゃくちゃ厳しいですね。

 

防火・準防火地域

続いて最後の三つ目のケースです。

先ほどの日本全国のケースと市計画区域・準都市計画区域・準景観地区に比べて厳しくなってますよ。だんだん負荷が強くなるイメージですね。

日本全国のケースに加えて、全ての建築物で新築or10㎡以下でも増改築・移転の場合は建築確認が必要です

こちらも、全ての、ですので規模も用途もなんでも該当します。めちゃくちゃ厳しいですね。

さらに10㎡以下の増改築・移転も含まれますので、逃げ場なしといったところでしょうか。

全体的に宅建で解けるようにコンパクトに説明してます。

 

 

定着させましょう! まとめ

  • 日本全国どこでも適用されるケース、
  • 都市計画区域・準都市計画区域・準景観地区に適用されるケース、
  • 防火地域・準防火地域で適用されるケース

この三つのケースにやられてしまってはいないでしょうか。

なかなかとっつき辛いですよね。やったことないですもんね。

いっそのこと、自分が建築確認申請を出すんだ、とイメージしてみてください。

自分が建てたい建物・土地を決めます。それに対して建築確認が必要かどうか考えてみましょう。

ここがわかっていれば必ず一点取れます。ぜひ根本を理解していただき、目眩し問題が出てきても余計なことを考えずに答えられるようにしましょう。

少し窮屈な建築確認、不明点あればいつでもコメントください。

今回はここまでとなります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

また次回もよろしくお願いいたします。


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