痒いところに手を伸ばせ。用途地域じゃできないところへ、、〜補助的地域地区〜

法令上の制限

聞いたことない単語キターーーーー

初めて出てきた単語ですが、この補助的地域地区について今回は勉強して参りましょう。いくつか知らない単語がいくつか出てきます。

しかし「わからない」と目を伏せるのではなく、5回6回読み返して頭に定着させていきましょう。

それでは早速本題ですが、「補助的地域地区」どんなものでしょうか。

補助的地域地区とは?

簡単な言葉にすると、用途地域では規制が大まかすぎるのでより細かく規制するための地域地区(都市計画の一つ)です。

ここで出てきました用途地域は必ず覚えていただきたい単語です。用途地域があってこその補助的地域地区ですので、

もし、忘れちゃった〜、まだ勉強してない〜という方がいらっしゃいましたら下の記事を読んでいただいてから、今回の補助的地域地区を呼んでいただければと思います。

 

都市計画の目的としては、人を集めながら居住・商業・工業でエリア分けをしようというものでしたね。そのために用途地域と補助的地域地区からなる地域地区が定められています。

続いては補助的地域地区の中身について説明していきます。

どんな地区があるの?

用途地域では「第一種低層住居専用地域」などが設けられていました。そんな用途地域の痒いところに手が伸ばすための補助的地域地区はどんな規制を行っているのでしょうか。

特別用途地区

まず第一に、用途地域の不完全さを補うわけです。そしたら簡単。用途地域で縛りがある中に特別な存在を作ってあげれば色々な対応ができます。それこそ特別用途地区です。特別とくればスペシャルな存在を意味しますね。

例えば商業地域の中に学校を建てなきゃいけない!となったら特別用途地区で文教地区というものを作ってあげれば学校を建てられるんです。

その他の注意点はこちら

特別用途地区は市町村が都市計画にて決める。
用途地域の中に定めます。

特定用途制限地域

建物の特定の用途を制限します。特別用途地区の反対みたい。用途地域のルールだと建てていいのに、ここだけは建てちゃダメーーって駄々をこねてるところ。

例えば、家が多い地域の近くにラブホテルがあると嫌でしょ?嫌じゃない人も一定数いるとは思いますが、、、

そういう時に、特定用途制限地域で特定用途だけを制限させてもらいます。

ここでの注意事項はこちら

用途地域内には定められません。
市街地調整区域にも定められません。

じゃあどこに?と思いますよね。ここで思い出してみてください。復習しましょう。

  • 市街化区域には用途地域が必ず定められてますね。→→→市街化区域❌
  • 市街化調整区域には用途地域は定められませんが上記の通り→→→市街化調整区域❌
  • それ以外(非線引区域・準都市計画区域・両区域外)には用途地域は定めても定めなくても良い→→→ということは非線引区域・準都市計画区域・両区域外で用途地域が定められてなければ⭕️

用途地域の内容のおさらいにもなったと思います。基本的に用途地域で制限できてる・市街化調整区域には建物を建てたくない、ので特定用途制限地域は不要となります。

 

特定街区

東京スカイツリーとか、東京都庁とか超高層建物を建てるための地区です。

そのため、日影規制や斜線制限などがとっぱらわれます。スカイツリーの影なんて隣の区までアホみたいに規制だらけですからね。そんなことしてたら素晴らしい建物を作れないということで、特定の街を作るために定められます。

 

高度利用地区

土地を高度に利用する地区です。この言葉重要です。クオリティー重視です。

そのためには建蔽率、容積率、建築面積、壁面の位置 などの制限を定めることができます。

高度利用地区はなるべく高度に利用して多くの人に来て欲しいのです。なので用途地域内にしか定められません。

 

高度地区

なんか似た様なものが出てきましたね(笑)

今度は高度何m の意味合いでの高さ重視です。とりあえず高さについて最高限度・最低限度を定める地域です。

こちらも高度利用地区と同様です。はなるべく高く利用して多くの人に来て欲しいのです。なので用途地域内にしか定められません。

景観地区

街並みや景観、美観を維持するための地区です。京都の街並みとかは綺麗ですよね〜

ここの景観とは人が作ったものの美しさです。一方で、、、

風致地区

この風致地区は文字の如く自然の美しさを維持したい、というものです。

北海道の大自然や沖縄の青い海なんて永遠に継承したいですよね。

ここで風致地区のポイントがあります。

地方公共団体の条例によって定める

 

高層住居誘導地区

タワマン軍団のお通りです。そんなリッチな人にはたくさん働いていただきましょう。ということで居住&労働の地区でもあります。

一般住居系(第一種住居・第二種住居・準住居)と商業地域、準工業地域に定められます。

住居専用には定められません。それ以外の用途地域内に定められます。ここは注意してください。

 

一旦おさらいしましょうか

いくつかの補助的地域地区はどこでも設けられるものではなかったですね。

  • 特別用途地区、高度利用地区・高度地区・高層住居誘導地区→用途地域内のみ

逆に用途地域内では定めちゃいけないのがありましたね

  • 特定用途制限地域は用途地域と市街化調整区域には定められません

その他、準都市計画区域に定めてはいけないものもあります。

  • 特定街区・高度利用地区・高層住居誘導地区→準都市計画区域では定められません

もともと準都市計画区域は都市化したいわけではないですからね。スカイツリーやタワマンはいけません。ここで語呂合わせですが、準都市計画区域に定めても良いものシリーズ「伝統風景最高」+特別用途地区

伝統・・・伝統的建造物群保存地区

緑・・・緑地保全地域

風・・・風致地区

景・・・景観地区

最高・・・高度地区

これ覚えやすいですよね

 

まとめ

必殺語呂合わせが繰り出されたところで今回の学習は以上です。

聞いたことない言葉から、さらにたくさんの新しい言葉が出てきて「もうたくさん」って感じですかね。

それでもまだ大丈夫です。全然覚えなくて大丈夫です。そんなのあったなーと思ってください。

1週間後に見直して、また1週間後に見直していけばいつの間に頭に入っているはずですよ。意外と論理的に解決できる問題ですので、名称を地頭で判断しても得点が狙えます。

何度でも読み直して定着させましょう。

それでは今回はここまでとなります。

次回もよろしくお願いいたします。


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