今歩いているこの道はいつか懐かしくなるだろう〜建築基準法からの刺客 道路規制〜

法令上の制限

建築基準法からはいくつかの問題が出題されます。

その中の一つが道路規制です。

建築基準法については、「聞いたことあるけど考えたことない法律第一位」です。(知らんけど)

宅建試験においては重要な部分・建築基準法上のメイン部分を押さえておくことで得点に繋げられます。

いくつかの回に分かれますが、細かいところもご説明させていただきますので、一緒に勉強してまいりましょう。

道路規制とは

そして、道路の定義を皆さんご存知でしょうか。

特に意識されたことはないと思います。「とりあえず道!」って感じ。あとは国道とかあるなって感じ。

そんな常に身近にあるけど目立たない「道」についてフォーカスを当てていきます。

道路の定義① 幅4m以上であること

まず、道路に定義があるのはご存知で??

意外と知られてない事ですが、身近にあるのが道です。ご自宅の前の道を確認してみてもいいかもですね。4m以上はありますかね。

救急車や消防車が来れたり、車がすれ違うために最低限必要な幅が4mなんです。

そして4m以上でありかつ、下記の3つのいずれかに当てはまらなければいけません。

  1. 都市計画法道路法による道路
  2. 私道特定行政庁の位置指定を受けたもの
  3. 都市計画区域準都市計画区域の指定の際に現存した道

ちなみにこの4mという数値は特定行政庁が指定する区域では6mにもできます。

例えば4m以上であっても、勝手に作ってしまって都市計画法、道路法による指定を受けていなければそれは道ではないということです。

3番については、タイミングの問題ですね。都市計画区域と準都市計画区域を定める時に既に現存していたのであれば、それは道として認定しましょう。ということです。

 

定義②幅4m未満であっても都市計画区域と準都市計画区域を指定の際に既に建物があり、特定行政庁が指定されたもの。

では4mないとダメなのか、と思ってましたがそんなことはなかったですね。4m以下でも道として認定してもらう道はあります。

建物が立ち並んでいるところはさすがに道として扱ってあげなきゃですね。救急車もgoogleマップに頼っても出てきませんから!

ポイントは、4m以上の私道と同じように特定行政庁が指定してもらわないといけないということですね。

さらに、

  • 道路の中心線から両側に2m後退したところを道路の境界として、その線の内側には建物は建てられません。

よく聞く2mセットバックってやつですね。

4m未満でもとりあえず道として扱ってあげるけど、これから家を建てる人は道を4m確保できるようにしとこうね。ということです。

もし道路の片側が川や崖であれば川や崖から4mセットバックしたところ、となります。

道であるためにこんな規定があったんですね〜

 

接道義務

続いて接道義務についてです。建物を建てるときは道と接してなきゃダメですよ。というもの。

これも救急車や消防車が助けに来れるようにですね。

覚えていただきたいのが、その接している部分が2m以上ないといけないということ。

基本2m以上なければいけないが、、、

それでも2mも無理だよ、、という方に向けて、特別に例外を設けております。

  1. 利用者が少なく特定行政庁が認めたもの
  2. 敷地の周囲に広い空き地があり、特定行政庁が認め、建築審査会の同意を得たもの

周りの空き地から頑張れば助けられる、って感じですね。

ここでのポイントは1の場合は建築審査会の同意はいらないんです。

 

地方公共団体は条例で変えられる?

最後のポイントですね。接道義務の2mという数字、地方公共団体が条例にて付加をかけられるんです。3m4m5mと要求を上げてもいいんです。

しかし緩和することはできません。1mとかにはできないよ。

 

まとめ

さあいつも何気なく歩いている道ですが、こんなにがんじがらめだったとは、、、

このような部分も建築基準法で規定されているんですね。

宅建試験では建築基準法からピックアップされて出題されることもあります。しっかり頭に入れて、道を歩くたびに思い出してみてください。

4mかな?セットバック取ってるのかな?接道は2m以上あるかな?なかったら特定行政庁が認めたのかな?など、日常に落とし込んでみると身につきますよ。

 

覚えることが多いのが「法令上の制限」の難点ですが、身につけていくことで意外と理解できるんです。苦手意識は持たずに突き進みましょう。

今回はここまでとなります。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。


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